うなぎの記

生きるのがド下手くそなうなぎの日記

研究室のゴミ箱を蹴っ飛ばした日

最近生活が乱れている。なんとかしなくてはと工夫して、久しぶりに朝早く起きることに成功した。

8時に大学に来た。

校舎の手前を歩いている時、人が通るのを待っている車の音が背後でして、少しイラッとした。「あ、これちょっとヤバイな」と思った。

研究室に入り、自分の机を見ると、他人が捨てたゴミでいっぱいになったゴミ箱が置いてあった。

それを見た瞬間、怒りが一気にこみ上げて来て、、僕は思いっきりゴミ箱を蹴飛ばしていた。

 

...その後散らばったゴミが気になって、そそくさと片付けた。
なんて情けない、誰も見ていない朝。

 

3ヶ月前と感情が変わっていない、苛立ちの感情。

研究テーマが楽しくないこと。担当教員ががっかりするほど理不尽で傲慢な態度であること。何をするにも時間がかかってもどかしくて、うまくできない自分のこと。

どれが本当の理由だろう。全部かもしれない。

解決したいけど、絡まった糸みたいに、どこから取りかかればいいのかわからない。

考えることさえも嫌になっている。苦しい。

 

つまらない研究テーマでやって、そこから試行錯誤して、本来自分がやりたい、面白い研究をできるようになった人っているんだろうか。
もしいるのなら、是非お話を聞いてみたい。

 

ああそうか、人は自分の現状にうんざりして、解決のために考える元気もない時
自分と重なる、そしてそこから脱してちょっと成功している人の体験を聞くことで、少し希望をもらって頑張れるのかもしれない。

 

研究は好きなんだ。未知の世界を解明すること、新しい手法を生み出すことは本来楽しい作業のはずだし、ロマンがあるし、ワクワクするのは知っている。少しだけ、過去に経験したこともある。

でも入り直した大学院では、そうした試行錯誤の時間がうまく確保できないし、行き詰まった時とか、アイディアを思いつくために議論する場所がないし、担当教員に「やってみろ」と言われたことをやるので精一杯。それが全く面白くないテーマだから、モチベーションは全く上がらず、作業は進まず。時間だけが過ぎていき、焦りと苦しみに変わっていく。下手するとそれが引き金となって、データの取りこぼしとか、失敗が増えるのも見えている。。でも動かない自分。

 

どうしよう、どうやってこの場を打開したらいいんだろう。
考えが3ヶ月前と全く変わっていない。面白くない、と結論が出てるのだから、さっさと休学でもして、就活して、退学しちゃえば楽になる?

なんでそれをしない?まだ研究者を諦められない?就活が嫌だから?

自分が本当にわからない。考えるのもうんざりしてくる。

 

あーどうしよー。