うなぎの記

生きるのがド下手くそなうなぎの日記

「お金の真理」を読みました。

タイトル: お金の真理
著者: 与沢翼
発行年: 2020/5/7

読み返したい: ★★★★
為になった: ★★★

以下感想(ネタバレ含む)。

著者の本は「秒速で1億円稼ぐ男」など、有名な書籍が今も本屋に行くと目に付くが

本書で初めて読んだ。

全体的に、経験をベースとして得た教訓が書いてある。

前半は、「人から聞いたことのある話が多いな〜」という印象。

それは、お金持ちになるための心得とか考え方とか、一定の法則のようなものがあるからかもしれない。

また、単純に「それは当たり前だ」と感じる記述もあった。でもそこは一方で「高を括っていると自分もやりかねないかも...」と思い直したりもした。

 

一番印象に残ったのは、繰り返し『徹底的に反省して改善』と書いてあったこと。

"反省"って、単語的にネガティブな印象があって、最近は使うのを避けていた。

でも結局言い方の問題で、PDCAで言えば"Check"の部分だし、"振り返り"ってことだ。

何事も、過去を反省し、同じ過ちを繰り返さないよう改善していく。そうやって地道に微調整を繰り返しながら時には大胆に進んでいくしか、成功に持っていく方法はないのかもしれない。

また、『課題解決にお金は必要ない』という考え方も、すごく良いなーと思った。

今まさにあまりお金がない状態でどうやりくりしていくか、を考えていただけに、物の捉え方を変えるだけでこんなにも楽になるのだな、と思ったりした。

 

ある程度資産を作り上げてからどう高みにのぼるか、についての記述は、自分が経験したことのない内容というのもあって、あまり頭でイメージできなかった。

そういった意味でも、また少し時間が経ったら読み返して見たいなと思う本だった。